犬の鼠径ヘルニア整復
2019.10.28 19:55|手術症例紹介|
鼠径ヘルニア…足の付け根に近い部分の腹筋(鼠径部)には人も犬の猫もみんな左右に小さい穴が空いていますが、その穴から腹腔内の脂肪や臓器が飛び出してしまった状態です。
生まれつき飛び出している子もいれば年を取ってからなる場合もあり、それが大きいと手術で飛び出したものを戻しつつ穴を縫い縮めます。
10歳のミニチュアダックス。左の鼠径部が急に膨らみました。鼠径ヘルニアです。

穴が広がり大きく腹腔内脂肪が飛び出して、その中には腸も含まれていました。
脂肪以外の臓器が飛び出してしますと後々命に関わる状態になることもあるのですぐに手術が必要です。
(手術写真が苦手な方は写真を拡大しないでください。)

脂肪や臓器は袋に包まれているためしごいて中身を腹腔内に戻し、袋や穴を縫い縮めます。
(手術写真が苦手な方は写真を拡大しないでください。)

無事手術終了。膨らみが無くなりました。
当院では術後にエリザエスカラーをしなくてもいい皮膚縫合を行っています。
こういう子は反対側も同じようになることがあるので今後も注意が必要です。

生まれつき飛び出している子もいれば年を取ってからなる場合もあり、それが大きいと手術で飛び出したものを戻しつつ穴を縫い縮めます。
10歳のミニチュアダックス。左の鼠径部が急に膨らみました。鼠径ヘルニアです。

穴が広がり大きく腹腔内脂肪が飛び出して、その中には腸も含まれていました。
脂肪以外の臓器が飛び出してしますと後々命に関わる状態になることもあるのですぐに手術が必要です。
(手術写真が苦手な方は写真を拡大しないでください。)

脂肪や臓器は袋に包まれているためしごいて中身を腹腔内に戻し、袋や穴を縫い縮めます。
(手術写真が苦手な方は写真を拡大しないでください。)

無事手術終了。膨らみが無くなりました。
当院では術後にエリザエスカラーをしなくてもいい皮膚縫合を行っています。
こういう子は反対側も同じようになることがあるので今後も注意が必要です。
